アマノ、前期経常を41%上方修正

配信元:株探
投稿:2021/04/22 11:30
 アマノ <6436> が4月22日昼(11:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の78億円→110億円(前の期は168億円)に41.0%上方修正し、減益率が53.7%減→34.8%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の47.1億円→79.1億円(前年同期は94億円)に67.9%増額し、減益率が49.9%減→15.8%減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  個別業績については、昨年の緊急事態宣言発令により大きく影響を受け、その後も売上高が前期実績の水準まで回復しない状況が継続いたしましたが、その中でも環境事業やクリーン事業の減収幅は当初想定より縮小して推移いたしました。また、本年1月からの緊急事態宣言再発令時においては、受注状況は前期の水準を下回っていたものの、前回の発令時と比べ商談、納入作業等への制限はかなり小さく、第4四半期の売上は想定を上回って推移したことにより、年度ベースでも期初計画を上回る見通しです。一方、利益についても減収による影響で減益となる見通しは変わらないものの、全社的な経費節減活動の効果に加え、需要期である第4四半期の売上が想定よりも落ち込まなかったことで収益性も一定程度の水準を確保できたことにより、期初計画を上回る見通しです。 連結業績については、国内外のグループ各社が外出禁止令等の影響を受けたことから、前期比で大幅な減収減益を見込むものの、前述の個別業績の見通しに加え、国内で就業管理クラウドサービスを展開しているアマノビジネスソリューションズ社、欧州で就業管理サービスを提供しているホロクオルツ社、北米でクリーン事業を展開しているアマノパイオニアエクリプス社等のグループ会社が堅調に推移し、期初計画を上回る見通しであることから、上記のとおり業績予想を修正いたします。
配信元: 株探

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