米国株式市場はまちまち。ダウ平均は53.62ドル高の33730.89ドル、ナスダックは138.26ポイント安の13857.84で取引を終了した。予想を上回った金融決算を好感し、寄り付き後、上昇した。決算シーズン開始で良好な企業決算への期待が強く、また、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で全米の経済活動が緩やかなペースで加速したことが明らかになり、ダウは終日堅調に推移。長期金利の上昇でハイテク株は売られ、ナスダック総合指数は下落した。セクター別では、エネルギーや各種金融が上昇、自動車・自動車部品が下落した。
金融のゴールドマンサックス(GS)は1-3月期(第1四半期)決算で、トレーディングと投資銀行業務が好調で、収入と利益がともに過去最高を記録する好結果を好感し、上昇。銀行のウェルスファーゴ(WFC)も予想を上回った決算が好感され、上昇した。バイオのモデルナ(MRNA)は同社製新型コロナワクチンが2回目接種から6カ月後も、依然90%の有効性が見られるとの調査結果を発表し、上昇。一方、銀行のJPモルガンは1-3月期決算が四半期として過去最高の利益を上げたが、同時に、融資需要の弱さを明らかにしたことが警戒され、下落した。小売りチェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)は四半期の既存店売り上げが、店舗閉鎖などが影響し20%減となり、大幅下落した。
暗号資産取引所のプラットフォームを運営する「コインベース」はナスダックへ直接上場した。初値は381ドルだった。参考価格に設定されていた250ドルを大きく上回った。
Horiko Capital Management LLC
<FA>
金融のゴールドマンサックス(GS)は1-3月期(第1四半期)決算で、トレーディングと投資銀行業務が好調で、収入と利益がともに過去最高を記録する好結果を好感し、上昇。銀行のウェルスファーゴ(WFC)も予想を上回った決算が好感され、上昇した。バイオのモデルナ(MRNA)は同社製新型コロナワクチンが2回目接種から6カ月後も、依然90%の有効性が見られるとの調査結果を発表し、上昇。一方、銀行のJPモルガンは1-3月期決算が四半期として過去最高の利益を上げたが、同時に、融資需要の弱さを明らかにしたことが警戒され、下落した。小売りチェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)は四半期の既存店売り上げが、店舗閉鎖などが影響し20%減となり、大幅下落した。
暗号資産取引所のプラットフォームを運営する「コインベース」はナスダックへ直接上場した。初値は381ドルだった。参考価格に設定されていた250ドルを大きく上回った。
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