東京株式(大引け)=59円高と反発、一時3万円回復も伸び悩む

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/04/09 15:45
東京株式(大引け)=59円高と反発、一時3万円回復も伸び悩む  9日の東京株式市場で日経平均株価は反発。ハイテク株などが買われ一時3万円を回復したが、利益確定売りに押され買い一巡後は伸び悩んだ。

 大引けの日経平均は前日比59円08銭高の2万9768円06銭。東証1部の売買高概算は11億2338万株。売買代金概算は2兆7555億3200万円となった。値上がり銘柄数は1293と全体の約59%、値下がり銘柄数は792、変わらずは105銘柄だった。

 前日の米株式市場では、NYダウが57ドル高と続伸。米長期金利の低下を受け、買い先行で堅調だった。この日の東京市場も米国株高の追い風を受け、値を上げてスタート。半導体関連などハイテク株が牽引役となり、朝方に日経平均は300円を超す上昇で一時3万円を回復する場面があった。ただ、上値では利益確定売りが流入し、その後は上昇幅が縮小。後場にかけては伸び悩む展開となった。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>アドバンテスト<6857.T>SUMCO<3436.T>信越化学工業<4063.T>など半導体関連株が高い。ソニーグループ<6758.T>任天堂<7974.T>エムスリー<2413.T>が値を上げた。ファナック<6954.T>キーエンス<6861.T>SMC<6273.T>も堅調だった。

 半面、ファーストリテイリング<9983.T>ソフトバンクグループ<9984.T>が安く、東芝<6502.T>セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>村田製作所<6981.T>が値を下げた。日本航空<9201.T>住友金属鉱山<5713.T>三井物産<8031.T>が軟調だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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