◎〔週間見通し〕WTI、方向感に乏しい値動き=よそうかい・松本氏

配信元:時事通信社
投稿:2021/04/09 12:32
 松本英毅・よそうかい・グローバル・インベスターズ代表=ニューヨーク原油(WTI)相場は方向感に乏しい中、50ドル台半ばから60ドル台前半で推移するとみている。
 4月1日、産油国でつくる「石油輸出国機構(OPEC)プラス」とサウジアラビアが、5月以降に減産幅を縮小すると決めた。これは、米国とロシアの圧力によって、サウジが減産を維持し、原油価格をつり上げるという方針を放棄したということだ。積極的な買いが集まらなくなり、上向きの方向感がなくなった。
 米国は新型コロナウイルスのワクチン接種の進展で景気が回復しているが、欧州や南米はまだ感染が拡大し、中国の輸入ペースは落ちている。米国1国だけの回復では需要面は期待できず、高値を試すのは難しい。
 一方で、コロナ禍によってOPECの会合がネット上で毎月開かれるようになり、これまでよりきめ細かい政策が可能になった。もしWTIが50ドル台前半まで下がれば、予定していた増産を延期することで容易に需給を引き締めることができる。大崩れする可能性も低い。
 OPECプラスの協調減産の対象外となっているイランの動向には注意が必要だ。米国の核合意への復帰を前提にイランは生産を増やしている。しかし、本格的な増産には制裁が解除され、欧米の資本や技術供与による油田の再開発が必要で、それには時間がかかる。(了)
[時事通信社]
配信元: 時事通信社
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