米外為市場サマリー:米金利低下で一時109円00銭まで軟化

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/04/09 07:52
米外為市場サマリー:米金利低下で一時109円00銭まで軟化  8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円26銭前後と前日に比べ60銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=130円18銭前後と同20銭強のユーロ安・円高だった。
 
 米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和が長期化するとの見方を背景に、米長期金利が低下したことから日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが先行。この日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が74万4000件(市場予想は68万件程度)と2週連続で増加し、米労働市場に対する楽観的な見方がやや後退したこともドル売りにつながり、一時109円00銭までドル安・円高が進んだ。売り一巡後は下げ渋る動きとなったが、1.62%台まで低下した米長期金利が重荷となり戻りは鈍かった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1914ドル前後と前日に比べ0.0040ドル強のユーロ高・ドル安だった。


出所:MINKABU PRESS
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