◎〔NY金市況・詳報〕金現物、上昇=ドル安・米国債利回り低下(8日)

配信元:時事通信社
投稿:2021/04/09 07:38
 8日の金現物相場は上昇。一時約1カ月ぶりの高値を付けた。ドル安と米国債利回りの低下が好感された。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が改めてハト派的な姿勢を示したことで、金の投資妙味が高まった。
 金現物相場は米東部時間午後1時43分(1743GMT)時点で、1.11%高の1オンス=1756.56ドル。一時、3月1日以来の高値となる1758.45ドルまで上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりの清算値(終値に相当)は、約1%高の1758.20ドル。
 RJOフューチャーズのシニア市場ストラテジスト、ボブ・へバーコーン氏は「ドルと米国債利回りが下がっており、現在はこれらが(金塊相場上昇の)重要な材料になっている。さえない雇用関連の指標も一段高を支援した」と分析した。また、「チャート上の重要な節目である1750ドルを上回っている現状は上昇継続を示唆している」とも述べた。
 ドル指数は2週間超ぶりの低水準に沈み、指標となる米国債利回りは低下。このため、債券といった他の投資対象と比べて金の魅力が高まった。
 米労働省が8日発表した週間新規失業保険申請件数は、市場予想に反して増加。これを受け、7日公表された前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でFRBは景気回復がより確実になるまで支援に取り組むとの姿勢が示されたことが、一層注目された。
 CPMグループのマネジングパートナー、ジェフリー・クリスチャン氏は「金塊相場は幾分弱まっている。景気回復のほか、新型コロナワクチンがパンデミック(世界的大流行)を収束させるとの楽観的な見方が広がっている。FRBはパンデミックが終わっていないとの見方を少し補強した」と指摘。その上で「変異ウイルスとワクチンが本格的に戦っており、現状では世界的に変異ウイルスが優位なようだ」とも指摘した。(ロイター時事)
[時事通信社]
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