【ニューヨーク時事】8日のニューヨーク株式相場は、ハイテク株に買いが入る中、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比57.31ドル高の3万3503.57ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は140.47ポイント高の1万3829.31で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4856万株増の8億8993万株。
ダウは朝方は高値警戒感から利益確定売りが先行。だが、米長期金利の上昇一服でハイテク株が買われる中、じりじりと値を戻し、取引終盤は終値の史上最高値に迫った。
朝方発表された最新週の新規失業保険申請件数は1万6000件増の74万4000件と、2週連続で悪化。市場予想(68万件)も上回ったが、株式市場への直接的な影響は限られた。
市場では「パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言も響かなかった。今週は次の材料待ちの状態ではないか」(日系証券)との指摘が聞かれた。
業種別では、IT、一般消費財が堅調に推移した一方、エネルギー、不動産は軟調だった。
個別銘柄では、アップルが1.9%高、マイクロソフトが1.3%高、インテルが1.2%高、ボーイングが0.9%高。金融株のゴールドマン・サックスが1.4%高。一方、石油大手シェブロンは1.1%安。(了)
[時事通信社]
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4856万株増の8億8993万株。
ダウは朝方は高値警戒感から利益確定売りが先行。だが、米長期金利の上昇一服でハイテク株が買われる中、じりじりと値を戻し、取引終盤は終値の史上最高値に迫った。
朝方発表された最新週の新規失業保険申請件数は1万6000件増の74万4000件と、2週連続で悪化。市場予想(68万件)も上回ったが、株式市場への直接的な影響は限られた。
市場では「パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言も響かなかった。今週は次の材料待ちの状態ではないか」(日系証券)との指摘が聞かれた。
業種別では、IT、一般消費財が堅調に推移した一方、エネルギー、不動産は軟調だった。
個別銘柄では、アップルが1.9%高、マイクロソフトが1.3%高、インテルが1.2%高、ボーイングが0.9%高。金融株のゴールドマン・サックスが1.4%高。一方、石油大手シェブロンは1.1%安。(了)
[時事通信社]
最新人気記事
-
「パワー半導体」が19位にランク、富士電機の投資計画前倒しで改めて脚光浴びる<注目テーマ> 04/09 12:20
-
来週の株式相場に向けて=IT・環境関連株など攻め直す 04/09 17:52
-
国内株式市場見通し:「金融相場」から「業績相場」・「選別相場」へ 04/10 14:41
-
明日の株式相場に向けて=半導体セクターに埋もれる金剛石 04/08 17:00
-
注目の米IPO登場も追い風、人気復活「フィンテック」で高騰期待の6銘柄 <株探トップ特集> 04/10 19:30
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 10:32
-
今日 09:40
-
今日 09:32