大阪有機化学工業(4187)、三栄建築設計(3228)、日本シイエムケイ(6958)
◆大阪有機化学工業
主にアクリル酸エステルを提供している企業で、応用製品は自動車のトップコートやスマートフォン、タブレットPCや半導体用材料に欠かせない。2日引け後、1Q決算を発表。これが好感され本日前場の株価は窓を開け高値を更新。出来高も急増しており、モメンタムが維持できれば今後は5000円の大台も視野に入るか。今後半導体生産が回復してくれば同社需要もさらに増すと思われ、監視しておくのも面白そうだ。
◆三栄建築設計
『同じ家は、つくらない』をポリシーに展開する企業。実際に一棟一棟ゼロから企画して作り上げるため同じものがないようだ。なお住宅に関する全てを自社で生産できる『ハウジングデベコン』という業界に類を見ないカテゴリーを築いている。2日引け後、業績予想の上方修正を発表。これが好感され本日前場の株価はこちらも窓を開けて急伸。昨年10/16高値1922円を突破しており更なる上昇が見込まれよう。ウィズコロナの影響でテレワークが増す中、オリジナリティ溢れる住宅の需要も今後増加してくると思われる。
◆日本シイエムケイ
自動車分野に強みを持つプリント配線板メーカー。様々な付加価値(高放熱・大電流対応、高周波に対応、高密度実装対応、折り曲げられる)があることが特徴。中期経営計画ではビルドアップ配線板(世界シェア4割)の採用拡大を目指している。こちらも本日前場の株価は窓を開けて急伸。昨年10/26高値535円が課題になると思われるが、当時の出来高は少なく、すんなりと消化できる可能性が高い。なおバリュエーションはPBR0.6倍台と伸びしろもあり、成長を楽しみに仕込んでおくのも面白そう。
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