【買い】スペース（9622）同業態の他企業と比較し割安感◆あすなろ投資顧問CEO 大石やすし◆

同業態の他企業と比較し割安

【業務内容】
文化・余暇施設の企画・デザイン・施工等を一貫して行う。複合商業施設、飲食店向け中心。新宿ワシントンホテル本館等で実績。インテリア・家具専門店は受注増。オフィス関連も受注堅調。

【業績面】
2月8日に業績・配当修正を発表。20年12月期の連結経常利益を従来予想の6億円から13億円(前期は31.5億円)に2.2倍上方修正し、減益率が81.0％減から58.8％減に縮小する見通しとなった。

【トピックスオピニオン】
同業態の丹青社（9743）が3月12日発表した21.1月期の連結経常利益は前期比10.3％減の52.6億円で、22.1月期も前期比59.2％減の21.5億円に大きく落ち込む見通しとなった。配当も26円に減配する見通し。一方、スペース社の22.12月期業績は2ケタ増益見通しで、配当も36円に2円増配見込み。足元の株価水準は丹青社のPER31倍に比べ同社は20倍程度と割安感があり、19年12月の終わりの高値1368円を窺う水準への上伸に期待。