日経平均VIは上昇、株価下落で市場心理悪化

配信元:フィスコ
投稿:2021/03/24 13:51
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+1.60pt(上昇率6.70%)の25.49ptと上昇している。なお、今日ここまでの高値は25.82pt、安値は23.78pt。

昨日の米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行。日経225先物は下落し、日経VIは上昇して始まった。昨日まで日経平均が3営業日続落で1200円を超す下げとなった後ということもあり、今日の大幅安で市場心理がさらに悪化。今日の日経VIは昨日水準を上回って推移し、取引時間中としては3月10日以来の25pt台となっている。


日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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配信元: フィスコ