ＤＯＷＡ、今期経常を21％上方修正

　ＤＯＷＡホールディングス <5714> が3月22日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の290億円→350億円(前期は289億円)に20.7％上方修正し、増益率が横ばい→20.7％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の196億円→256億円(前年同期は165億円)に30.5％増額し、増益率が18.9％増→55.2％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期における当社グループの事業の状況につきましては、自動車関連製品及びサービスの受注・販売は第２四半期からの回復基調が継続し、第３四半期以降も堅調に推移しています。相場環境につきましては、為替は円安で推移し、金属価格は銅や亜鉛、銀、白金族金属などが上昇しています。また、2021年３月９日に公表しましたロス・ガトス鉱山の権益比率変更*１に伴いまして、同鉱山の権益売却益（特別利益）が当第４四半期に発生する見込みです。　これらの結果、当社グループの2021年３月期 通期連結業績予想は、前回予想を上回る見通しです。　なお、持分法適用関連会社である藤田観光(株)については、2020年12月期決算（2020年１月１日～2020年12月31日）の内容を反映しています。*１　2021年３月９日付けリリース「ロス・ガトス鉱山の権益比率変更について」　　https://ir.dowa.co.jp/ja/ir/news/news20210309-01.html