【買い】ウェルビー（6556）事業の高い成長性と収益性は株価に織り込まれておらず割安◆あすなろ投資顧問CEO 大石やすし◆

事業の高い成長性と収益性は株価に織り込まれておらず割安

【業績内容】
障害福祉サービスを提供する専業大手。就労希望障害者への職業訓練や求職活動・職場定着支援が柱。障害児の発達支援を行う療育事業も。21年1月から東証1部に指定替え。

【業績面】
2月12日に発表した3Q決算は累計（20年4～12月）決算は、営業利益が16億6400万円となり好調推移を確認。就労移行支援事業で利用者数が引き続き増加傾向にあり、官公庁からの業務受託も堅調。21.3月期の営業利益は、会社計画の19.5億円という数字は保守的とみられ、マーケットコンセンサスは20億円超との予想、来期についても24億円程度が見込まれている模様。

【トピックスオピニオン】
3月1日からの法定雇用率の引き上げにより、今後も障害者雇用ニーズが高まる事が予想され、同社の就労移行支援事業および療育事業に対する需要は堅調推移する見込み。4月の報酬改定についても、障害者の就職実績が高い事業所の単価を高く設定する方向性が改めて示されており、こちらも同社にとってはプラスと見る。