【買い】テックポイント・インク（6697）◆ゴールドリサーチ投資顧問 伊東聡◆

レーティングに注目

昨日、同社株に対して東海東京証券が強気のレーティングを発表し、これまで設定していた930円の目標株価を2000円まで上方修正。

このレーティングを受けて本日は買い気配からのスタートとなり、窓を空けて寄り付いた後もほぼ終日買いが優勢となる展開となった。

同社株価は先月24日に直近高値である1428円を付けて以降、今週の火曜日迄一本調子で売りが続き、1000円の大台を割り込む寸前となったが、この大台は何とかキープしてそこから切り返す展開となっていた。

本日の上昇により、5日線は再度上昇に転じデッドクロスを回避し、週明けには再度25日線を上抜けて短期トレンドは上昇に転じて来そうだ。

ここまで売り込まれてしまったのは全体的にハイテク株に売りが広がっていたことによる連れ安といった影響が強く、好業績を発表している同社株に対しては買い直す動きが強くなるであろう。

世界的な景気回復が見込まれる状況になっていることからも今後も同社が手掛ける半導体製品の需要は高まると思われ、再度の高値更新となる動きに期待は大きいと考える。