アジア株は総じて下落、上海株が2%超の急反落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/03/04 18:05
アジア株は総じて下落、上海株が2%超の急反落

東京時間17:52現在
香港ハンセン指数   29236.79(-643.63 -2.15%)
中国上海総合指数  3503.49(-73.41 -2.05%)
台湾加権指数     15906.41(-305.32 -1.88%)
韓国総合株価指数  3043.49(-39.50 -1.28%)
豪ASX200指数    6760.71(-57.27 -0.84%)
インドSENSEX30種  51071.08(-373.57 -0.73%)

 4日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。前日の米国株がナスダックを中心に大きく下落したことや米長期金利の上昇が警戒されて、アジア株は売りが広がった。前日のアジア株は大半の市場が1%を超すような上昇となっており、その反動もあって売りが出やすくなっていた。上海株は2%超の急反落。台湾株は1.88%安。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)が3%超の下げとなるなど、ナスダックの大幅安が嫌気された。
   
 中国大陸市場で上海総合指数は急反落。酒造会社の貴州茅臺酒、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、化学品メーカーの万華化学集団、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は急反落。通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。医薬品メーカーのCSL、病院経営のラムゼー・ヘルスケア、資源・鉱山会社のBHPグループ、金採掘会社のニュークレスト・マイニング、小売会社のウールワース・グループ、小売りチェーンのコールズ・グループが売られた。

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