修正:反発、OPECプラスの増産見送りやEIA週報で=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/03/04 06:08
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=61.28(+1.53 +2.56%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.53ドル高。その他の限月は0.61~1.52ドル高。

 石油輸出国機構(OPEC)プラスが現在の協調減産の規模を4月も維持することを検討していると伝わったほか、共同閣僚監視委員会(JMMC)では4日の全体会合を控え、生産量の調節に関する勧告なく終了した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、製油所稼働率が一段と低下したことは供給懸念を高めた。ただ、原油消費量が落ち込んでいることから、原油在庫は急増している。

 時間外取引で4月限は59.24ドルまで下落した後は売りが一巡。買い戻しが強まるとプラス圏に浮上した。通常取引が始まると61.99ドルまで上値を伸ばした。

MINKABU PRESS

※本文2段落目を修正しました

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