大阪製鉄、今期経常を10億円に上方修正、未定だった配当は28.5円減配

配信元:株探
投稿:2021/03/03 13:00
 大阪製鐵 <5449> が3月3日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想のトントン→10億円の黒字(前期は67.4億円の黒字)に上方修正した。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の7.7億円の赤字→2.3億円の黒字(前年同期は27.9億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

 同時に、従来未定としていた期末一括配当は4円(前期は32.5円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  足下主原料である鉄スクラップ価格が急激に上昇したものの、想定を下回る水準である状況等を踏まえ、前回公表した経常利益0億円、親会社株主に帰属する当期純利益0億円から、経常利益10億円、親会社株主に帰属する当期純利益5億円に修正いたします。 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

  当社の連結配当性向につきましては、『2020年度連結中期計画~新たな飛躍~』のとおり、30%程度を目安としております。当期末の剰余金の配当については、本日公表の業績予想の修正を踏まえ、1株につき4円(当期は中間配当の実施を見送ったため、年間配当としても1株につき4円)とさせていただく予定です。当期の業績見通しについては、本日適時開示しております『業績予想の修正に関するお知らせ』をご覧ください。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
3,315.0
(11/29)
+10.0
(+0.30%)