ウイルテック、今期経常を52%上方修正、配当も9円増額

配信元:株探
投稿:2021/03/01 12:00
 ウイルテック <7087> [東証2] が3月1日昼(12:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の7.3億円→11.1億円(前期は11.7億円)に51.8%上方修正し、減益率が37.5%減→5.2%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.5億円→7.3億円(前年同期は5.4億円)に2.1倍増額し、一転して33.2%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の24円→33円に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長引いていることで海外案件の再開遅れや国内企業の投資活動が停滞したことなどもあり、当初の予想よりも回復速度が緩やかとなりました。しかし、2020年12月より株式会社パートナーの業績が連結決算に寄与することになり、売上高につきましてはほぼ前回公表時のとおり着地する見込みとなりました。また、M&Aによる諸経費が増加した一方で徹底したコスト管理を実施し、営業利益につきましては前回公表時から微増で着地する見込みとなりました。なお、経常利益につきましては、政府の雇用調整助成金が期間延長となったことで、当初見込みを大幅に超える見込みとなりました。

  当社は、株主の皆さまへの利益還元を重要な経営方針の一つとして位置付けており、安定的な配当の継続を基本方針としつつ、収益状況等を勘案して配当を実施することとしております。この方針に則り、期末配当予想につきましては、通期の業績予想に鑑みて直近の配当予想から9円増配し1株当たり23円とし、年間配当予想は1株当たりを33円に修正いたします。 今後とも世界経済は新型コロナウイルス感染症の影響により不透明な状況が続くことが予想されます。その状況により、当社の業績は大きく変動する可能性があります。開示すべき事項が発生した場合は、速やかにお知らせいたします。
配信元: 株探

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