24日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利の上昇一服が圧迫材料となり、1ドル=105円台前半に下落している。午前9時現在、1ドル=105円29〜29銭と前営業日(午後5時、105円80〜80銭)比51銭のドル安・円高。
日本が休みとなった前日の海外市場では、米長期金利の上昇が一服してドル円は売りが優勢となり、いったん105円割れとなった。ただ、同水準では「押し目買いが強かった」(FX業者)ことから下げ渋り、欧米時間に入って戻り歩調となった。米国時間の終盤は105円20〜30銭台で推移し、東京時間の早朝も同水準となっている。
22日に米長期金利は上昇基調となり、1.4%に接近した。その後、パウエルFRB議長が議会証言で緩和政策の長期化を強調したことで「現状では米長期金利は上げ一服となり、ドル円も上値が重くなっている」(大手邦銀)という。もっとも、「金利の水準自体は高く、ドル円も売りが強まるほどでもない」(同)ため、目先は105円台前半を中心に「米金利の動向を眺めながら値固めする局面になるのではないか」(同)とみられる。
ユーロは対円は小安い、対ドルは上昇。午前9時現在、1ユーロ=127円94〜94銭(前営業日午後5時、128円12〜12銭)、対ドルでは1.2150〜2150ドル(同1.2110〜2110ドル)。(了)
[時事通信社]
日本が休みとなった前日の海外市場では、米長期金利の上昇が一服してドル円は売りが優勢となり、いったん105円割れとなった。ただ、同水準では「押し目買いが強かった」(FX業者)ことから下げ渋り、欧米時間に入って戻り歩調となった。米国時間の終盤は105円20〜30銭台で推移し、東京時間の早朝も同水準となっている。
22日に米長期金利は上昇基調となり、1.4%に接近した。その後、パウエルFRB議長が議会証言で緩和政策の長期化を強調したことで「現状では米長期金利は上げ一服となり、ドル円も上値が重くなっている」(大手邦銀)という。もっとも、「金利の水準自体は高く、ドル円も売りが強まるほどでもない」(同)ため、目先は105円台前半を中心に「米金利の動向を眺めながら値固めする局面になるのではないか」(同)とみられる。
ユーロは対円は小安い、対ドルは上昇。午前9時現在、1ユーロ=127円94〜94銭(前営業日午後5時、128円12〜12銭)、対ドルでは1.2150〜2150ドル(同1.2110〜2110ドル)。(了)
[時事通信社]
最新人気記事
-
日経平均株価1200円下落でこのまま暴落か?【西村剛】 02/26 21:00
-
来週の株式相場に向けて=債券市場の波乱を抑え込めるか 02/26 17:38
-
JAL、ANAともに買い戻し加速、「空運」は33業種中で断トツの値上がり率◇ 02/24 10:54
-
「1200 円超の下落、傷の深さを確認」~黒岩の眼(夕刊) 02/26 18:21
-
大波乱相場の真相と処方箋 この中低位7銘柄で3月相場に臨め! <株探トップ特集> 02/26 19:30
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 21:32
-
今日 20:32
-
今日 20:30
-
今日 20:10