日曹達、今期経常を一転5％増益に上方修正

　日本曹達 <4041> が2月5日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比35.0％増の55億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の78億円→108億円(前期は103億円)に38.5％上方修正し、一転して4.7％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の40.7億円→70.7億円(前年同期は78.5億円)に73.5％増額し、減益率が48.1％減→9.9％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比9.9％増の17.8億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の2.9％→4.9％に改善した。

株探ニュース