合同鉄、今期経常を8%下方修正

配信元:株探
投稿:2021/01/29 13:30
 合同製鐵 <5410> が1月29日後場(13:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.2%減の68.9億円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の60億円→55億円(前期は105億円)に8.3%下方修正し、減益率が43.0%減→47.8%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.8億円→4.8億円(前年同期は68.7億円)に50.7%減額し、減益率が85.6%減→92.9%減に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比46.8%減の18.8億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.6%→3.5%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期通期連結業績予想につきましては、販売数量及び販売価格のいずれも前回公表時の想定を上回ったことにより売上高を上方修正いたしましたが、主原料である鉄スクラップ価格の急騰によるメタルスプレッドの悪化を主な原因として、利益は前回公表値を下回る見通しとなりましたのでお知らせいたします。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
3,840.0
(11/22)
+5.0
(+0.13%)