後場の日経平均は144円安でスタート、エムスリーや東京電力HDが安い

配信元:フィスコ
投稿:2021/01/29 13:08
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28053.25;-144.17TOPIX;1833.60;-5.25

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比144.17円安の28053.25円と前場終値から下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は下落。アジア市場は中国香港が上昇。為替は1ドル=104円50銭近辺と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、米国市場が上昇したことから、反発でスタートしたが、東京市場は昨日に先行して下げ幅を縮小していたこともあり、上値は重く、小幅安で午前の取引を終了した。後場の日経平均は午前の終値より下げ幅を拡大して取引をスタートし、一段と下げ幅を拡大している。中国の短期金利が昨日に続き上昇したことで、中国当局の引き締め懸念が高まり景気への影響を警戒し、積極的な買いを入れにくい状況になっているもようだ。

 セクター別では、電気・ガス業、機械、空運業、非鉄金属などが下落率上位となっており、一方、不動産業、海運業、証券・商品先物取引業、精密機器が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン
<8035>任天堂<7974>、東京電力HD<9501>エムスリー<2413>が安く、そのほか、JCRファーマ<4552>、NRI<4307>富士通<6702>ファナック<6954>、HOYA<
7741>が高い。

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配信元: フィスコ

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