トランスG、今期経常を88%上方修正・最高益予想を上乗せ

配信元:株探
投稿:2021/01/18 15:15
 トランスジェニック <2342> [東証M] が1月18日大引け後(15:15)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の4億円→7億5000万円(前期は9400万円)に87.5%上方修正し、増益率が4.3倍→8.0倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3億7000万円→7億2000万円(前年同期は8000万円)に94.6%増額し、増益率が4.6倍→9.0倍に拡大する計算になる。

※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  創薬支援事業に関しまして、2020年4月に開始した新型コロナウイルス検査(PCR検査)の当第3四半期の受託件数は、北海道における新型コロナウイルス感染症の急激な感染再拡大を受けて、2021年3月期通期連結業績予想を公表いたしました2020年11月12日時点の見込みより大きく伸長しております。また、非臨床試験受託等のその他の創薬支援事業につきましても、WEB面談等を中心としたコロナ禍での営業活動の取り組みが定着してきたことを受けて、順調に受注を伸ばしてきております。 なお、新型コロナウイルス検査の受託動向や、主要都市で発令された緊急事態宣言が非臨床、臨床試験の今後の受注及び試験進捗に与える影響を精緻に予測することは困難であるため、現時点で予測できる範囲の業績影響要因を一定程度織り込んだ上でレンジ形式による業績予想の開示といたします。TGBS事業に関しましては、強みであった独自の仕入ルートがコロナ禍において奏功し、魅力的なトレンド商品を取り扱うことができ粗利の改善が進んでいるほか、消費低迷と巣ごもり需要の減退を想定しておりましたが、11月以降は想定以上に復調し12月も想定を上回る注文を受けております。 以上の想定のもと、通期連結業績は、売上高10,900~11,200百万円(前回予想比400~700百万円増)、営業利益700~900百万円(前回予想比250~450百万円増)、経常利益650~850百万円(前回予想比250~450百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益500~650百万円(前回予想比220~370百万円増)となる見込みであります。(注)上記予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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