○〔東京株式〕5日続伸=大幅高後に伸び悩み(14日)☆差替
【第1部】堅調な機械受注統計などを受けた業績回復期待から、日経平均株価は前日比241円67銭高の2万8698円26銭と5営業日続伸し、昨年来高値追いとなった。ただ、短期間の急騰に対する警戒感も台頭し、大幅高後は伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)は8.88ポイント高の1873.28としっかり。
銘柄の46%が値上がりし、値下がりは50%。出来高は14億1374万株、売買代金が3兆2420億円。
業種別株価指数(33業種)はゴム製品、陸運業、情報・通信業の上昇が目立ち、下落は海運業、鉄鋼、鉱業など。
個別銘柄はブリヂストンが高く、トヨタは切り返し、任天堂、ソニー、村田製も値を保った。JR東日本、JR東海がしっかり。ソフトバンクGが値を上げ、ファーストリテは堅調。三菱UFJ、三井住友が底堅い。エムスリーは締まった。半面、郵船、商船三井が安く、日本製鉄や国際帝石は軟調。レーザーテックが下落し、東エレク、日本電産も利益確定売りに押された。
【第2部】反落。ファーマフーズ、FDKが値を下げた。東芝もさえない。半面、REMIXが急伸。那須鉄はしっかり。出来高2億0950万株。
▽反省機運
14日の東京株式市場で、日経平均株価は上値を切り上げた後、取引終了にかけて伸び悩んだ。市場関係者からは「スピード違反気味の上昇に対して反省機運が強まった」(銀行系証券)との声が上がっていた。
日経平均は前日比500円超高まで上げ幅を広げる場面があった。しかし、7日から14日の高値まで2000円近く上昇。高値警戒感が台頭する形となり、利益確定売りが活発化した。
最近の急騰は米国での大型追加経済対策や設備投資意欲の回復による業績改善への期待感が根底にあるが、「いいとこ取りの楽観ムードが強過ぎる」(大手証券)との声も少なくない。強気一辺倒だった投資家心理にも反省機運が台頭したことで、市場関係者は「今後本格化する決算発表で業績動向を慎重に見極めたい」(同)と話していた。
225先物3月きりも伸び悩んだ。株価指数オプション取引はプットが下げ渋り、コールは上げ幅を縮めた。(了)
[時事通信社]
銘柄の46%が値上がりし、値下がりは50%。出来高は14億1374万株、売買代金が3兆2420億円。
業種別株価指数(33業種)はゴム製品、陸運業、情報・通信業の上昇が目立ち、下落は海運業、鉄鋼、鉱業など。
個別銘柄はブリヂストンが高く、トヨタは切り返し、任天堂、ソニー、村田製も値を保った。JR東日本、JR東海がしっかり。ソフトバンクGが値を上げ、ファーストリテは堅調。三菱UFJ、三井住友が底堅い。エムスリーは締まった。半面、郵船、商船三井が安く、日本製鉄や国際帝石は軟調。レーザーテックが下落し、東エレク、日本電産も利益確定売りに押された。
【第2部】反落。ファーマフーズ、FDKが値を下げた。東芝もさえない。半面、REMIXが急伸。那須鉄はしっかり。出来高2億0950万株。
▽反省機運
14日の東京株式市場で、日経平均株価は上値を切り上げた後、取引終了にかけて伸び悩んだ。市場関係者からは「スピード違反気味の上昇に対して反省機運が強まった」(銀行系証券)との声が上がっていた。
日経平均は前日比500円超高まで上げ幅を広げる場面があった。しかし、7日から14日の高値まで2000円近く上昇。高値警戒感が台頭する形となり、利益確定売りが活発化した。
最近の急騰は米国での大型追加経済対策や設備投資意欲の回復による業績改善への期待感が根底にあるが、「いいとこ取りの楽観ムードが強過ぎる」(大手証券)との声も少なくない。強気一辺倒だった投資家心理にも反省機運が台頭したことで、市場関係者は「今後本格化する決算発表で業績動向を慎重に見極めたい」(同)と話していた。
225先物3月きりも伸び悩んだ。株価指数オプション取引はプットが下げ渋り、コールは上げ幅を縮めた。(了)
[時事通信社]
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