「水素ステーション」が18位にランク、脱炭素の動きが普及加速を後押しへ<注目テーマ>

配信元:みんなの株式
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/01/14 12:21
「水素ステーション」が18位にランク、脱炭素の動きが普及加速を後押しへ<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10
1 半導体
2 再生可能エネルギー
3 半導体製造装置
4 水素
5 全固体電池
6 電気自動車関連
7 パワー半導体
8 デジタルトランスフォーメーション
9 ドローン
10 2020年のIPO

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「水素ステーション」が18位にランクしている。

 トヨタ自動車<7203.T>が昨年12月9日、新型の燃料電池車(FCV)「ミライ」を発売したのをきっかけに、FCV普及のカギとなる「水素ステーション」がテーマとして関心を高めている。

 世界で環境規制が厳しくなり脱炭素の動きが強まるなか、燃料電池で水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーで走る燃料電池車は、大気汚染の原因となる二酸化炭素や窒素酸化物、一酸化炭素などを排出しないクリーンなクルマとして注目を集めている。日本は2017年に他国に先駆けて水素戦略を策定した世界有数の水素先進国だが、19年度末時点で日本国内における燃料電池車の累計販売台数は約3800台にとどまり、政府が20年までの目標として掲げた4万台にはほど遠い状況にある。価格の高さや水素インフラの整備の遅れなどが要因とされるが、一方、海外では官民でFCV開発や水素を活用する取り組みを加速させており、欧州や韓国、中国などでは急ピッチでインフラ整備への取り組みを強化している。

 そのカギとなるのが水素ステーションの整備で、現在、全国で100カ所程度だが、経済産業省は30年までに水素ステーションを900カ所に、FCVを80万台に増やす考え。ただ、中国も30年までに水素ステーションを1000カ所以上、FCVを100万台以上に普及させる方針で、日本が世界の燃料電池車をリードし続けるには、取り組みを加速させる必要がある。菅義偉首相が脱炭素の姿勢を強めていることが、こうした動きを後押ししよう。

 この日の関連銘柄の動きでは、水素の充填圧力を測定する超高圧流量計などを手掛けるオーバル<7727.T>や水素ステーション向けガス検知器などを手掛ける新コスモス電機<6824.T>が急伸したほか、水素用圧力計測器などを手掛ける長野計器<7715.T>や燃料電池や水素ステーションへの取り組みを強める豊田通商<8015.T>が高い。澤藤電機<6901.T>、ポエック<9264.T>なども堅調となっている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんなの株式

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