13日の中国本土市場概況:上海総合0.3%安で反落、消費関連に売り

配信元:フィスコ
投稿:2021/01/13 17:00
13日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比9.69ポイント(0.27%)安の3598.65ポイントと反落した(上海A株指数は0.27%安の3772.16ポイント)。


売り圧力が意識される流れ。昨日の上海総合指数は大幅に上昇し、約5年1カ月ぶりの高値水準を回復していた。新型コロナウイルス感染が再び増加基調にあることもマイナス。中国の国家衛生健康委員会は13日、新型コロナウイルス新規感染者が12日に115人に達したと発表した。報道によると、首都・北京市に隣接する河北省では、当局が石家荘、ケイ台、廊坊の3市を封鎖。人と車両の出入りが厳しく規制されている。経済持ち直しペースが鈍化すると懸念された。


もっとも、下値を叩くような売りはみられない。今年は第14次5カ年計画(2021〜25年)の初年度ということもあり、経済対策に対する期待感が持続している。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、消費関連の下げが目立つ。免税店運営の中国旅遊集団中免(601888/SH)が6.0%安、乳製品グループ大手の内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が2.2%安、スーパーマーケットチェーンの上海百聯集団(600827/SH)が1.4%安とそろって反落した。中国旅遊集団中免は昨日、上場来高値を切り上げている。そのほか証券株、保険株、医薬品株、素材株、不動産株、ハイテク株や自動車株の一角も売られた。


半面、鉄道車両や発電設備、エンジニアリング、ゼネコンなどインフラ関連株はしっかり。中国中車(601766/SH)と東方電気(600875/SH)がそろってストップ高、中国冶金科工(601618/SH)が6.5%高、中国鉄建(601186/SH)が3.4%高で取引を終えた。地方政府の負担軽減などのため、幹線道路や橋梁など公共インフラ投資に向けた基金(ファンド)が上半期にも許可される——などと中国で伝えられている。銀行株、運輸株、エネルギー株、公益株も買われた。


一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が1.26ポイント(0.51%)高の249.58ポイント、深センB株指数が7.70ポイント(0.70%)高の1101.19ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)


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