ＵＳＭＨ、3-11月期(3Q累計)経常は2.9倍増益で着地、今期配当を2円増額修正

　ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス <3222> が1月12日大引け後(15:00)に決算を発表。21年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の140億円に急拡大し、通期計画の160億円に対する進捗率は87.6％に達し、5年平均の62.7％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比58.5％減の19.7億円に大きく落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の16円→18円(前期は16円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比22.1％増の25.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の1.2％→1.4％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、長期的・継続的な企業価値の向上が株主の利益貢献であるとの認識のもと、計画的な投資を行いつつ、株主に対して安定的な配当を実施していくことを基本方針として、中間配当と期末配当の年２回の配当を実施しております。　2021年２月期の期末配当予想につきましては、コロナ禍の環境においても、当社の株式を保有しご支援頂いている株主の皆様に、今期の業績予想を踏まえた利益還元を行いたく、期末配当の８円00銭に加え、特別配当として２円00銭の増配を実施し、期末配当を1株当たり10円00銭といたします。