例年12月の月初は・・・
12月3日のマザーズ指数が急落しました。
さすがに11月26日から5連騰していたことや、好調だった日経平均株価も足踏み状態に入っていることから、いったん利益確定の売りが出たようです。
このままマザーズ指数はずるずると下落してしまうのかもれない・・・
もしかするとあなたもこのように心配しているかもしれません。
将来の株価がどうなるのかは誰にも分かりませんが、現時点ではそれほど心配することはないと私は考えています。
例年12月月初は、「節税対策の売り」が出やすい時期です。
節税対策の売りとは、今年のトレード利益にかかる税金を少しでも減らそうと「含み損が出ている銘柄」をいったん売却、損失を確定させるための売りだと考えるとよいでしょう。
大型株は長期投資の投資家が相対的に多く、今のような相場動向で売っても利益になるほうが多いですが、マザーズに関しては10月に株価のピークをつけたあと下落し、こう着状態に入っています。そのため含み損を抱えている個人投資家が多く節税対策の売りが出やすいのかもしれません。
このように今のマザーズは需給面で考えると売られやすい時期ですが、マザーズが連動しやすい米国ナスダック市場が堅調に推移している今の状況ならば、それほど大きな下落にはならないだろうと考えています。
短期的な値動きで株価の上下はこれからもありますが、まだ上昇トレンドは続いていると考えています。
ただここからもう一段下落し、75日移動平均線の水準(1207ポイント)を下回ってくると少し注意が必要ですのでしっかりとチャートを確認しておくことをおすすめします。
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