午前:債券サマリー:先物は反落、新発10年債の取引成立せず

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/12/02 12:11
 2日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。1日の米長期債相場が下落したことが影響し、円債も軟調に推移した。

 前日の米株式相場が上昇する一方、米長期債相場は4日ぶりに反落し、この流れが東京市場に波及。この日、日経平均株価が場中に反落したことが円債の下支えとなり、下げ幅縮小する場面があったものの、明日30年債入札を控えて様子眺めムードが広がるなか、上値の重さを嫌気した売り圧力が強かった。なお、日銀は「残存期間1年以下」「同1年超3年以下」「同3年超5年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物12月限の終値は前日比14銭安の151円96銭となった。現物債市場で新発10年債の取引はまだ成立していない。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ