25日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日の海外市場で強まったリスク選好ムードが引き継がれる中、時間外取引の米長期金利などの動向を注視しながら、1ドル=104円台半ばを中心に推移する見通し。予想レンジは、104円10〜80銭。
前日の海外市場では、トランプ米大統領が民主党のバイデン次期大統領への政権移行作業開始を容認したことを受け、リスク回避のために保有していたドルを手放す動きが出たことから104円10銭台まで下落した。その後は米長期金利の上昇などを背景に一時104円70銭台まで上伸したが、米国の経済指標の悪化や長期金利の上げ幅縮小で104円50銭台まで下押した。東京時間の早朝は104円40〜50銭前後で推移している。
今日の東京市場は、前日の欧米での株高を引き継いで日経平均株価も続伸すると見込まれているが、「リスク選好の地合いで円もドルも売られやすい中、株より金利につられやすい」(外為仲介業者)との声が聞かれる。「(時間外取引の)米長期金利が上昇すれば104円台後半、低下すればややドル安・円高となる」(前出の外為仲介業者)展開になりそうだ。海外時間には、7〜9月期の米国国内総生産(GDP)改定値など注目の経済指標が発表される。このため「東京時間は様子見ムードが広がる可能性もある」(邦銀)との見方もあった。
東京時間には取引材料となりそうな経済指標の発表は予定されていない。海外では、米GDP改定値のほか、10月の米耐久財受注、米週間新規失業保険申請件数、10月の米個人消費支出(PCE)・物価、10月の米新築住宅販売、11月4・5日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などの発表が目白押しだ。(了)
[時事通信社]
前日の海外市場では、トランプ米大統領が民主党のバイデン次期大統領への政権移行作業開始を容認したことを受け、リスク回避のために保有していたドルを手放す動きが出たことから104円10銭台まで下落した。その後は米長期金利の上昇などを背景に一時104円70銭台まで上伸したが、米国の経済指標の悪化や長期金利の上げ幅縮小で104円50銭台まで下押した。東京時間の早朝は104円40〜50銭前後で推移している。
今日の東京市場は、前日の欧米での株高を引き継いで日経平均株価も続伸すると見込まれているが、「リスク選好の地合いで円もドルも売られやすい中、株より金利につられやすい」(外為仲介業者)との声が聞かれる。「(時間外取引の)米長期金利が上昇すれば104円台後半、低下すればややドル安・円高となる」(前出の外為仲介業者)展開になりそうだ。海外時間には、7〜9月期の米国国内総生産(GDP)改定値など注目の経済指標が発表される。このため「東京時間は様子見ムードが広がる可能性もある」(邦銀)との見方もあった。
東京時間には取引材料となりそうな経済指標の発表は予定されていない。海外では、米GDP改定値のほか、10月の米耐久財受注、米週間新規失業保険申請件数、10月の米個人消費支出(PCE)・物価、10月の米新築住宅販売、11月4・5日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などの発表が目白押しだ。(了)
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