◎〔ロンドン外為〕円、104円台半ば(24日正午)
【ロンドン時事】24日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、持ち高調整の中を1ドル=104円台前半から半ばでもみ合った。正午現在は104円40〜50銭と、前日午後4時(104円45〜55銭)比05銭の円高・ドル安。
円はオーバーナイトでジリ高。好調な米PMIを受けて買われたドルに利益確定売りが出たほか、トランプ米大統領がバイデン次期大統領への政権移行作業の開始を容認したことで投資家がリスクオンとなり、ドルを売って豪ドルやカナダ・ドルを買う動きが強まった。午前の欧州・ロンドンではユーロやポンドに対してもドルが売られ、米長期金利が低下。円は対ドルで一時104円15銭近辺まで買われた。ただ、午前10時ごろから正午にかけてドル売りは急速に巻き戻された。
英CMCマーケッツのマイケル・ヒューソン氏は「バイデン米次期大統領がイエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長に財務相就任を要請したというニュースも地合いの好転につながった。米国の中銀と政権は今後4年間、従来よりはるかに足並みをそろえた(景気対策の)アプローチになるという期待が広がった」と指摘した。
ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1865〜1875ドル(1.1810〜1820ドル)に上昇。対円でも同123円90銭〜124円00銭(123円40〜50銭)と高い。
ポンドも1ポンド=1.3335〜3345ドル(1.3290〜3300ドル)と堅調。対円では同139円台前半と約2週間ぶり高値圏。
このほか、スイス・フランは1ドル=0.9125〜9135フラン(0.9135〜9145フラン)とほぼ横ばい。(了)
[時事通信社]
円はオーバーナイトでジリ高。好調な米PMIを受けて買われたドルに利益確定売りが出たほか、トランプ米大統領がバイデン次期大統領への政権移行作業の開始を容認したことで投資家がリスクオンとなり、ドルを売って豪ドルやカナダ・ドルを買う動きが強まった。午前の欧州・ロンドンではユーロやポンドに対してもドルが売られ、米長期金利が低下。円は対ドルで一時104円15銭近辺まで買われた。ただ、午前10時ごろから正午にかけてドル売りは急速に巻き戻された。
英CMCマーケッツのマイケル・ヒューソン氏は「バイデン米次期大統領がイエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長に財務相就任を要請したというニュースも地合いの好転につながった。米国の中銀と政権は今後4年間、従来よりはるかに足並みをそろえた(景気対策の)アプローチになるという期待が広がった」と指摘した。
ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1865〜1875ドル(1.1810〜1820ドル)に上昇。対円でも同123円90銭〜124円00銭(123円40〜50銭)と高い。
ポンドも1ポンド=1.3335〜3345ドル(1.3290〜3300ドル)と堅調。対円では同139円台前半と約2週間ぶり高値圏。
このほか、スイス・フランは1ドル=0.9125〜9135フラン(0.9135〜9145フラン)とほぼ横ばい。(了)
[時事通信社]
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