◎〔週間外為見通し〕ドル安・円高に警戒=新型コロナ拡大で103円割れも

配信元:時事通信社
投稿:2020/11/20 18:32
 来週の東京外国為替市場のドルの対円相場は、新型コロナウイルスの感染状況に「一喜一憂」(外為仲介業者)しつつ、「(感染拡大が続けば)103円台を割り込んでもおかしくない」(同)の声が聞かれるなど、ドル安・円高への警戒感の強い展開が続きそうだ。
 今週のドル円相場は世界的な新型コロナ感染再拡大への懸念から総じて軟調となり、103〜104円台で推移した。来週は感染状況のほか、今週前半に約29年半ぶりの高値を付けた日経平均株価などが、「調整色を強めるのか注視している」(証券会社)との指摘が聞かれた。
 23日にはユーロ圏と米国の11月購買担当者景況指数(PMI)の公表が予定されている。市場関係者は、「サービス業の悪化が見込まれるが、つられて製造業がどの程度引っ張られるか」(邦銀)などを注視しているという。
 このほか、英国と欧州連合(EU)の貿易交渉で、合意するなどの進展が見られれば、「ドルや円は売られる」(前出の証券会社)と予想されている。一方、EU側の交渉担当者の1人が新型コロナ検査で陽性となり、直接協議を一時中断するとの発表があり、「ユーロ買いが後退し、円高圧力がかかる可能性もある」(前出の邦銀)との見方もあった。
 27日は米国の感謝祭翌日で「ブラックフライデー(黒字の金曜日)」となっており、年末商戦が好調なことが確認されれば、ドルが買い戻される展開も想定される。ただ、「105円台では戻り売りに押される」(前出の外為仲介業者)との見方もあり、105円を超えるドル高・円安は容易ではなさそうだ。
 来週は、ユーロ圏と米国の11月PMI(23日)、米民間調査会社コンファレンス・ボードの11月米消費者景気信頼感(24日)、10月の米個人消費支出(PCE)・物価(25日)などの経済指標が発表される。(了)
[時事通信社]
配信元: 時事通信社
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