◎〔週間見通し〕WTI、41〜43ドルのレンジ商いか=ソニーFH・渡辺氏

配信元:時事通信社
投稿:2020/11/20 12:42
 渡辺浩志・ソニーフィナンシャルホールディングスシニアエコノミスト=ニューヨーク原油(WTI)は当面、現状の1バレル=41〜43ドルの極めて狭いレンジ商いで推移するとみている。値動きの要因としては、需要と金融政策に注目している。
 需要面では、先進国で新型コロナウイルスの感染拡大の第3波が到来し、行動制限が強化されたことが大きい。回復基調だった実需が頭打ちとなった。
 米国の実体経済は、コロナ以前から一段低い水準で安定してしまったようだ。工業やサービス業で使用する燃料需要が低迷しており、コロナ以前は需要の約20カ月分だった原油在庫は約30カ月分で高止まりしている。
 金融政策では、米国の追加経済対策が決まりそうになく、景気の減速懸念が台頭している。連邦準備制度理事会(FRB)が12月に追加緩和を行うという期待が強まっており、実現すればドル安・商品高となりやすい。実需からは横ばい予想、金融政策からは上昇予想だが、実需の押し上げがなければ強い上昇は見込めない。
 少し先を考えると、バイデン政権になった米国は再生可能エネルギーに注力し、需要は伸び悩む。ワクチンが普及しても社会は変容したままで、リモート化、デジタル化の流れは変わらない。WTIは現水準を上抜けないまま、軟調になる恐れもある。(了)
[時事通信社]
配信元: 時事通信社
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