午前:債券サマリー:先物は続伸、長期金利0.010%で横ばい

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/20 12:01
 20日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。依然として様子ムードが強いなか、上下の値幅はわずか5銭にとどまった。
  
 債券先物は買い優勢でスタートし強含みの展開となった。前日19日の米債券市場で、経済指標が弱めだったことに加え、新型コロナウイルス感染症の再拡大による行動制限などが米景気に悪影響を及ぼす見方が強まった。これを受けて前日の米長期債相場が反発したことが東京市場に波及した。また、日経平均株価が下落していることも影響している。ただ、日本はあすから3連休になるとあって積極的に動きにくく、上値追いは限定的だった。なお、この日は流動性供給入札(残存期間1年超5年以下)が実施される。

 午前11時の先物12月限の終値は前日比5銭高の152円23銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べ横ばいの0.010%だった。

出所:MINKABU PRESS
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