◎〔米欧石油市況・詳報〕反落=需要見通しに不安(19日)

配信元:時事通信社
投稿:2020/11/20 08:23
 【ニューヨーク・ロイター時事】19日の米欧石油市場の原油先物相場は反落。新型コロナワクチンの開発期待以上に、世界各地の新規感染者の増加によって原油需要見通しに不安が生じたことが材料視された。
 英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値(終値に相当)は、0.14ドル安の1バレル=44.20ドル。米国産標準油種WTI先物は、0.08ドル安の41.74ドル。ブレント相場は、期先物が期近物に比べて高い順ざや(コンタンゴ)で、現時点の供給過剰を示しているものの、ここ約4カ月で最もさやが縮まった。こうした状況は、供給過剰不安の緩和を示唆している。
 米州みずほのエネルギー先物担当ディレクター、ボブ・ヨーガー氏は「新型コロナが相場の重しになっているのは間違いない」と説明。ただ、原油相場をめぐって石油輸出国機構(OPEC)に新たな対立が生じるリスクがあると分析した。
 米エネルギー情報局(EIA)が18日に発表した前週の国内原油在庫は76万8000バレル増で、市場予想(170万バレル増=ロイター通信調べ)より小幅な積み上がりとなった。しかし、新たな感染者の増加や制限措置の強化が要因で、需要見通しをめぐる不安は解消されていない。
 複数の関係者によると、OPECと非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、来年1月に予定している日量200万バレルの増産を延期する方向に傾いている。
 アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相は、同国がOPECプラスの協調減産合意を順守することで、OPEC加盟国としての責任を示してきたと発言した。複数のメディアは、UAEがOPEC加盟国であることのメリットを疑問視し、離脱の是非まで検討していると伝えた。(了)
[時事通信社]
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