ソノスが決算受け大幅高 アナリストからも高評価相次ぐ=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/20 00:35
 スピーカーなどオーディオ用品を製造するソノスが大幅高。7-9月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益が予想の2倍以上になったほか、売上高も予想を上回った。そのほか、5千万ドルの自社株買い枠も発表している。今年度の通期見通しも公表しており、売上高が14.4億ドル~15億ドルと予想を上回る見通しを示した。

 今回の決算を受けて複数のアナリストから非常に前向きな見方が示されており、「今回の決算は株価の強気見通しを強化する」とのコメントも聞かれた。複数のアナリストが目標株価を引き上げ、30ドルに引き上げたアナリストもいる。

 「一貫した新製品の発売と一般ユーザーの伸び、そして、顧客とのエンゲージメントが結合し、ライバルの家電メーカーが享受できていない持続的な売上高と純利益の成長を実現していることが明白となりつつある」と指摘した。持続的な成長プロファイルに照らすと、株価は過小評価されているという。

(7-9月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.33ドル(予想:0.15ドル)
・売上高:3.40億ドル(予想:2.99億ドル)
・EBITDA(調整後):4640万ドル(予想:2750万ドル)

(今年度通期見通し)
・売上高:14.4~15億ドル(予想:13.9億ドル)
・EBITDA(調整後):1.7~2.05億ドル(予想:1.15億ドル)

(NY時間10:22)
ソノス 21.74(+4.65 +27.21%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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