近鉄GHD、非開示だった今期最終は赤字転落、未定だった配当は無配転落

配信元:株探
投稿:2020/11/12 15:00
 近鉄グループホールディングス <9041> が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は314億円の赤字(前年同期は210億円の黒字)に転落した。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が480億円の赤字(前期は205億円の黒字)に転落する見通しを示した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は166億円の赤字(前年同期は5.2億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

 業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は50円)とし、18期ぶりに無配転落する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は74.1億円の赤字(前年同期は119億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の5.9%→-9.5%に急悪化した。

株探ニュース
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