ＤＭＧ森精機、今期最終を13％上方修正、配当を20円に修正

　ＤＭＧ森精機 <6141> が11月6日後場(14:40)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比99.8％減の0.3億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の20億円→22.5億円(前期は179億円)に12.5％上方修正し、減益率が88.9％減→87.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の41.5億円→44億円(前年同期は73.2億円)に6.0％増額し、減益率が43.3％減→39.9％減に縮小する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の20～30円→20円(前期は60円)に修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比52.4％減の21.8億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.7％→4.8％に悪化した。

※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース