オイレスが反発、全社的な経費削減継続で21年3月期営業利益予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/05 10:50
 オイレス工業<6282.T>が反発している。4日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を7億円から14億円(前期比70.5%減)へ上方修正したことが好感されている。

 軸受機器事業の上期の落ち込みが予想以上に大きかった一方、回復は当初の想定よりもやや速いペースで進むと見込んでいることから、売上高は535億円から520億円(同13.6%減)に下方修正した。ただ、エリアごとに異なるコロナ禍のインパクトなどを踏まえた拠点体制の見直しや、全社的な経費削減などの施策を継続して実施することで、営業利益は上振れる見通しという。なお、未定としていた純利益は12億円(同65.0%減)とし、年間配当は30円(前期50円)を予定している。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高231億1500万円(前年同期比21.9%減)、営業利益2億2600万円(同90.1%減)、純利益3億3200万円(同80.0%減)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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