<6707> サンケン電 3325 +405急伸。米半導体子会社のアレグロ・マイクロシステムズが前日に米ナスダックに上場している。時価総額は一時37億ドル(約3900億円)を超え、同社の5倍の水準にまで達している。上場後も同社はアレグロの過半数の株式を握っている。子会社上場による含み益の拡大が期待されるが、資産価値からみた同社株の割安感もクローズアップされる状況に。
<8035> 東エレク 27900 -1095大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は1474億円で前年同期比43.9%増益、1270億円の従来計画を上回り、市場コンセンサスも80億円程度上振れた。ファンドリの好調などを背景に、通期予想も従来の2750億円から2810億円、前期比18.4%増に上方修正している。決算内容はポジティブとの評価が多いようだが、米ナスダックが時間外取引で下落していることもあって、徐々に出尽くし感が優勢となる形に。
<4502> 武田薬 3239 -202大幅反落。前日に上半期の決算を発表、コア営業利益は5076億円で前年同期比6.3%減益となっている。グローバルブランド14製品の現地通貨ベースでの売上成長が7-9月期には鈍化したほか、R&D費などは想定を上回ったもよう。円高の影響などを考慮して、通期売上収益予想は減額している。通期営業利益は3950億円から4340億円に上方修正しているが、事業売却益などが背景で、コア営業利益は計画を据え置いている。
<6754> アンリツ 2281 -169大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は47.3億円で前年同期比20.0%増益、第1四半期の同90.0%増から増益率は鈍化し、ほぼ市場コンセンサス並みの水準となった。決算数値自体に大きなサプライズはないものの、注目度の高い計測事業の受注が前年同期比4.2%減と減少に転じ、市場の期待も下回っていることがネガティブに捉えられているようだ。
<6971> 京セラ 5731 -633大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は165億円で前年同期比56.2%減益、市場予想は15億円程度下振れる着地になった。第1四半期の同66.5%減益に対して回復力は鈍く、電子部品業界内では相対的にネガティブな印象と受けとめられている。通期計画750億円、前期比25.1%減は据え置いているものの、上振れ期待はやや低下の方向とみられる。今週に入って株価の上昇ピッチが速まっていた反動も強まる形に。
<6724> エプソン 1204 +77大幅反発。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は72億円で前年同期比54.5%減と大幅減益になったものの、市場予想は65億円程度の赤字であったため、想定以上に底堅い状況と評価されている。インクジェットプリンターが想定以上に底堅い推移となっているようだ。通期予想も従来の160億円から280億円、前期比29.1%減に上方修正、市場予想を100億円強上回る水準となっている。
<6752> パナソニック 960.7 +45.2大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は929億円で前年同期比10.7%増益、第1四半期の38億円からは急回復し、市場予想も600億円程度上回った。インダストリアルソリューションズが引き続き順調で、アプライアンスやオートモーティブ事業なども改善している。通期予想は1500億円、前期比48.9%減を据え置いているが、未達の見方も多かっただけに、第2四半期までの高い進捗率に安心感が強まっている。
<8184> 島忠 5530 +470大幅続伸。ニトリHDが完全子会社化を目指してTOBを実施することを正式に発表している。現在はDCMHDがTOBを実施しているが、TOB価格はDCMHDの4200円に対してニトリHDでは5500円としている。TOB価格の開きは想定以上に大きく、ニトリHDが示したTOB価格にサヤ寄せを目指す動きになっている。さらなるTOB価格引き上げへの思惑などは現在のところ限定的なようだ。
<6954> ファナック 22050 +685大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は212億円で前年同期比4.0%増と増益転換、第1四半期の同61.3%減からは急回復する格好に。また、通期予想は従来の385億円から854億円、前期比3.3%減にまで上方修正。保守的とはみられていたものの、720億円程度であったコンセンサスを大きく上回る水準までの上方修正にはインパクトが強まる状況のようだ。とりわけ、ロボドリル需要の伸長が寄与しているもよう。
<6857> アドバンテス 6030 +510大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は309億円で前年同期比5.9%減益となったが、市場予想を30億円程度上振れる着地になった。通期計画も450億円から525億円、前期比10.6%減に上方修正、500億円程度のアナリスト予想も上回る水準となっている。市場見通しはSoCテスタの想定を引き上げているもよう。第1四半期決算がネガティブインパクトになっていたことで、上振れ決算をポジティブ視する動き優勢に。 <ST>
<8035> 東エレク 27900 -1095大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は1474億円で前年同期比43.9%増益、1270億円の従来計画を上回り、市場コンセンサスも80億円程度上振れた。ファンドリの好調などを背景に、通期予想も従来の2750億円から2810億円、前期比18.4%増に上方修正している。決算内容はポジティブとの評価が多いようだが、米ナスダックが時間外取引で下落していることもあって、徐々に出尽くし感が優勢となる形に。
<4502> 武田薬 3239 -202大幅反落。前日に上半期の決算を発表、コア営業利益は5076億円で前年同期比6.3%減益となっている。グローバルブランド14製品の現地通貨ベースでの売上成長が7-9月期には鈍化したほか、R&D費などは想定を上回ったもよう。円高の影響などを考慮して、通期売上収益予想は減額している。通期営業利益は3950億円から4340億円に上方修正しているが、事業売却益などが背景で、コア営業利益は計画を据え置いている。
<6754> アンリツ 2281 -169大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は47.3億円で前年同期比20.0%増益、第1四半期の同90.0%増から増益率は鈍化し、ほぼ市場コンセンサス並みの水準となった。決算数値自体に大きなサプライズはないものの、注目度の高い計測事業の受注が前年同期比4.2%減と減少に転じ、市場の期待も下回っていることがネガティブに捉えられているようだ。
<6971> 京セラ 5731 -633大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は165億円で前年同期比56.2%減益、市場予想は15億円程度下振れる着地になった。第1四半期の同66.5%減益に対して回復力は鈍く、電子部品業界内では相対的にネガティブな印象と受けとめられている。通期計画750億円、前期比25.1%減は据え置いているものの、上振れ期待はやや低下の方向とみられる。今週に入って株価の上昇ピッチが速まっていた反動も強まる形に。
<6724> エプソン 1204 +77大幅反発。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は72億円で前年同期比54.5%減と大幅減益になったものの、市場予想は65億円程度の赤字であったため、想定以上に底堅い状況と評価されている。インクジェットプリンターが想定以上に底堅い推移となっているようだ。通期予想も従来の160億円から280億円、前期比29.1%減に上方修正、市場予想を100億円強上回る水準となっている。
<6752> パナソニック 960.7 +45.2大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は929億円で前年同期比10.7%増益、第1四半期の38億円からは急回復し、市場予想も600億円程度上回った。インダストリアルソリューションズが引き続き順調で、アプライアンスやオートモーティブ事業なども改善している。通期予想は1500億円、前期比48.9%減を据え置いているが、未達の見方も多かっただけに、第2四半期までの高い進捗率に安心感が強まっている。
<8184> 島忠 5530 +470大幅続伸。ニトリHDが完全子会社化を目指してTOBを実施することを正式に発表している。現在はDCMHDがTOBを実施しているが、TOB価格はDCMHDの4200円に対してニトリHDでは5500円としている。TOB価格の開きは想定以上に大きく、ニトリHDが示したTOB価格にサヤ寄せを目指す動きになっている。さらなるTOB価格引き上げへの思惑などは現在のところ限定的なようだ。
<6954> ファナック 22050 +685大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は212億円で前年同期比4.0%増と増益転換、第1四半期の同61.3%減からは急回復する格好に。また、通期予想は従来の385億円から854億円、前期比3.3%減にまで上方修正。保守的とはみられていたものの、720億円程度であったコンセンサスを大きく上回る水準までの上方修正にはインパクトが強まる状況のようだ。とりわけ、ロボドリル需要の伸長が寄与しているもよう。
<6857> アドバンテス 6030 +510大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は309億円で前年同期比5.9%減益となったが、市場予想を30億円程度上振れる着地になった。通期計画も450億円から525億円、前期比10.6%減に上方修正、500億円程度のアナリスト予想も上回る水準となっている。市場見通しはSoCテスタの想定を引き上げているもよう。第1四半期決算がネガティブインパクトになっていたことで、上振れ決算をポジティブ視する動き優勢に。 <ST>
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