洋シヤタ、今期経常を6.3億円に上方修正、配当も無配→15円実施へ

配信元:株探
投稿:2020/10/28 11:40
 東洋シヤッター <5936> が10月28日昼(11:40)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比74.8%減の1.3億円に大きく落ち込んだ。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想のトントン→6.3億円の黒字(前期は12.1億円の黒字)に上方修正した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比28.0%減の4.9億円に減る計算になる。

 業績好調に伴い、従来無配としていた期末一括配当は15円(前期は28円)実施する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比58.1%減の1.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.4%→3.4%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、合理的に算定することが困難であったため未定としておりましたが、当第2四半期連結累計期間の業績動向等を踏まえ、新型コロナウイルス感染症が当連結会計年度末までには完全に収束はしないであろうとの前提のもとで、現時点において入手可能な情報に基づき連結業績予想を算定いたしましたので、公表いたします。 なお、上記通期連結業績予想は、現時点で入手可能な情報及び一定の前提に基づくものであり、実際の業績は今後の新型コロナウイルス感染症の収束時期など様々な要因により変動する可能性があります。 今後、開示すべき重要な事項が発生した場合には、速やかに業績への影響をお知らせいたします。

  2021年3月期の配当予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による未確定要素が多いことから未定としておりましたが、上記の通期連結業績予想を踏まえ配当予想を公表いたします。 当社は、中長期的な企業価値の向上と株主の皆様への利益還元のバランスの最適化を経営の最重要課題の一つとしてとらえております。 2021年3月期期末配当の1株当たりの配当予想につきましては、配当政策に関する基本方針に沿って、2021年3月期の通期連結業績予想、資金需要および内部留保の状況等を総合的に勘案し、1株あたり15円といたします。※上記予想は、本資料発表日現在における入手可能な情報に基づいて算出しておりますが、実際の業績は今後の様々な要因により、記載の予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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