決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … アンジェス、ビジョナリー、カイノス (10月26日発表分)

配信元:株探
投稿:2020/10/27 15:21

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月23日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 カイノス <4556>
 21年3月期の連結経常利益を従来予想の4.5億円→6.5億円(前期は6.1億円)に44.4%上方修正し、一転して5.5%増益を見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2 ビジョナリー <9263>
 21年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常損益は2.8億円の黒字(前年同期は1.4億円の赤字)に浮上し、5-10月期(上期)計画の3.5億円の赤字をすでに上回った。

★No.3 サンウッド <8903>
 21年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は8億4100万円の黒字(前年同期は9800万円の赤字)に浮上し、通期計画の2億6000万円に対する進捗率が323.5%とすでに上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<4556> カイノス    JQ   +7.85   10/26  上期    1.25
<9263> ビジョナリー  JQ   +6.60   10/26   1Q    黒転
<8903> サンウッド   JQ   +4.63   10/26  上期    黒転
<4563> アンジェス   東M   +2.52   10/26   3Q    赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース
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