米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時104円90銭台に上昇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/10/23 08:29
米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時104円90銭台に上昇  22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=104円86銭前後と前日に比べ30銭弱のドル高・円安。ユーロは、1ユーロ=123円94銭前後と同10銭強のユーロ安・円高だった。
 
 この日に発表された米新規失業保険申請件数(前週分)と、米9月中古住宅販売件数が市場予想を上回ったことを好感。米与野党が協議を続けている追加経済対策に関して、野党・民主党のペロシ下院議長が「合意は近い」と述べたことも投資家心理の改善につながった。22日夜(日本時間23日午前)に行われる米大統領選のテレビ討論会を前に、足もとで進んでいたドル安に対する調整の動きが強まったこともあり、一時104円92銭まで上昇した。一方、ユーロは対ドルや対円で軟調で、このところのユーロ高に対する反動に加え、欧州連合(EU)統計局が発表した10月のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)が市場予想よりも弱い内容となったことが影響した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1818ドル前後と前日に比べ0.0040ドル強のユーロ安・ドル高だった。


出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ