２１日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は９７ドル安と反落

　２１日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比９７．９７ドル安の２万８２１０．８２ドルと反落した。

　追加経済対策を巡る協議が継続するなか、今後の展開を見極めたいとの見方から買いは手控えられた。アストラゼネカとオックスフォード大学がブラジルで実施している新型コロナワクチンの臨床試験で、被験者が死亡したことが明らかになったことも警戒された。アマゾン・ドット・コムやアップルが安く、新規契約者数が市場予想を下回ったネットフリックスが急落した。ズーム・ビデオ・コミュニケーションズやエヌビディア、アドバンスド・マイクロデバイシズが値を下げた。半面、テスラが高く、フェイスブックやアルファベット、ツィッターが上昇。ディズニーやマスターカードが値を上げた。

　ナスダック総合株価指数は、３１．８００ポイント安の１万１４８４．６９４と反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が８億４９４０万株となった。

出所：MINKABU PRESS