◆ 東京タイムは“円主導”、NYタイムは“ドル主導” ― 「綱引き」は変わらず…
昨日も“リスク選好姿勢”が先行しましたが、特に目立ったのは“ユーロ買い”でした。
“ドル売り/円売り”が同時進行する中、ユーロドル・ユーロ円は共に上値を伸ばしました。
一方で「綱引き(ドル⇔円)」から抜け出せないドル円は、「東京タイムの円主導」に引っ張られて“105.745円”へと上値を伸ばしたものの、「欧州タイム以降のドル主導」に押し戻されて、結局“105円半ば”で昨日の取引を終えています。
◆ 「次は下攻め」と見るのが自然、しかし…?
昨日(20日)までとされた「(大統領選前の)米追加景気対策合意」は、“継続協議”とされています。
このため「期待感は継続しやすい」と見られるものの、(昨日記した)攻防戦を“上に抜け”、しかし“押し戻された”格好です。
「次は下攻め」と見るのが、本日に関しては妥当といえるかもしれません。
それでも“日足・一目均衡表先行スパン下限”が大きく切り下がり(本日は105.785円)、11月初旬に向けて“さらに切り下がる(105.20円水準まで)”格好となっています。
“昨日高値(105.745円)”に戻して引ければ…、少なくとも“現行水準”を維持し続けるだけで…、「雲の潜り込み」には次第に成功する格好となります。
後は「結果次第」であり、はっきりするまでは「基本は膠着(レンジ内での揺れ動き)」も変わらないとも見られますが、「上方向(上抜け)への期待」は募るばかりです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:106.293(9/10-11高値、100日移動平均線)
上値4:106.165(9/14高値、10/8高値、20週移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:106.000(大台、日足・一目均衡表先行スパン上限)
上値2:105.920(ピボット2ndレジスタンス、+2σ)
上値1:105.745(10/20高値、日足・一目均衡表先行スパン下限、50日移動平均線、+1σ、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:105.498(20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線)
下値1:105.300(10/19-20安値、ピボット1stサポート、-1σ)
下値2:105.190(10/16安値、ピボット2ndサポート)
下値3:105.100(-2σ)
下値4:105.034(10/15安値、日足・一目均衡表基準線、大台)
下値5:104.933(10/2安値、ピボットローブレイクアウト)
最新人気記事
-
明日の株式相場に向けて=TSMC決算通過も疑心暗鬼の半導体株 04/18 17:00
-
明日の株式相場に向けて=75日線下抜けは逆に買いの好機到来 04/17 17:00
-
「宇宙開発関連」が22位にランク、日米が与圧ローバによる月面探査の... 04/18 12:20
-
ディスコ、アドテストなど上げ足強める、TSMCの好調決算受け戻りに弾み◇ 04/18 14:59
-
「データセンター」がランキング首位、生成AI拡大受け投資加速へ<注... 04/16 12:20
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 16:03
-
今日 16:03
-
今日 16:01
-
今日 16:00