Googleトレンドからマーケットの旬を読む
*このコーナーはGoogleで多く検索されているワードから、経済の行方やマーケットの物色動向などを読み解く大石独自の目線を書くコラムです。
「相席スタート」が急上昇。
・・・とまぁ質の低い冗談で申し訳ありません。何度見渡してもゴシップネタが多いわけで、それだけ日本は平和だという一例としてお知りおきください。(*おめでとうございます)
さて本題へ。
TSRによると「2020年度上半期(4-9月)の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数3,858件」との事。これは前年同期比9.3%減という事になります。
「なんで減っているの?」となりますが、各種補助の延命効果が瞬発力として現れているだけでしょう。
気になる成分としては「上場企業倒産2件」「5人未満の会社倒産が過去最高の75.1%」「法的倒産が96.1%」
つまり補助や融資では賄いきれない大型と、将来不安に勝てなかった小型を中心に「早期撤退」が相次いた形かなと。ここから~春先にかけてはさらに重症を負った企業の【倒産ラッシュ】が待ち構えていると思われます。そう、株価とは裏腹に、実体経済は痛みまくっているのです。
「高島屋、利益約▲350億」というニュースをご覧になりましたか?こういった“馴染みやすい事例”が目の前に現れた時、人は初めて
「大丈夫か?日本」となるもの。
そうして少しづつ現実を知り、やがて大衆心理が【総悲観】になった時。まさにそれが株式投資にとっては「好機」になります。
投資家である皆様は、そんなオーディエンスの一人になっていては勝てません。いつでも逆の発想からトレンドを先読みし、乗りこなした先に利益が待っているものです。
「トレンドには逆らうな」
とはよく言いますが、そういった意味では【相席スタート】といきたいところですね。ただし、早めの退散が吉という事だけ添えておきます。利食い千人力!御後が宜しいようで
では!10月後半も沢山の億トレさんが誕生しますように。
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