◎〔米欧石油市況・詳報〕反落=燃料需要見通しに不安(15日)

配信元:時事通信社
投稿:2020/10/16 07:49
 【ニューヨーク・ロイター時事】15日の米欧石油市場の原油先物相場は反落。新型コロナウイルス感染拡大を抑制するための新たな制限措置により、経済成長や燃料需要の見通しに不安が生じた。
 トレーダーは、相場の下げ幅が米エネルギー情報局(EIA)のリポート発表後に縮小したと指摘した。リポートによると、前週はハリケーン「デルタ」の影響で産油量が減少し、メキシコ湾岸の石油精製施設が操業を停止した中で、石油需要の増加に伴い原油在庫が減少、ディスティレート(留出油)在庫は2003年以来の大幅取り崩しとなった。
 北海ブレント先物の中心限月の清算値は0.16ドル(0.4%)安の1バレル=43.16ドル。米国産標準油種WTI先物は、0.08ドル(0.2%)安の40.96ドル。いずれも一時は1ドル余り下げていた。
 欧州では新型コロナ感染対策として、一部の国で夜間外出禁止や封鎖措置が復活した。
 一方、ロイター通信が石油輸出国機構(OPEC)筋から入手した統計によると、OPECに非加盟産油国を加えた「OPECプラス」は、9月に前月までの生産過剰分の相殺がほとんど進まなかった。ライスタッド・エナジーのアナリストは「他の産油国が(減産合意を)順守していないことや原油相場の『低迷』に、サウジアラビアが我慢できなくなりつつあるのは明らかだ」と指摘した。OPECのバーキンド事務局長は、需要回復のペースが予想より遅いとの認識を示すとともに、OPECプラスは11月末の会合で、原油相場の急落が再び起きないようにするための措置を取ると述べた。
 石油商社大手のビトルとトラフィギュラ、グンボールは、新型コロナのパンデミック(世界的流行)が再び広がっているため、石油需要の回復が緩慢になっているとの見方を示した。(了)
[時事通信社]
配信元: 時事通信社
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