<動意株・8日>(大引け)=MDV、野村マイクロ、HENNGEなど
メディカル・データ・ビジョン<3902.T>=上値追いに弾み、上場来高値更新。同社は医療機関や製薬会社向け経営支援を手掛け、データネットワークサービスが売り上げの4割、そしてデータ利活用サービスが売り上げの約6割を占めている。病院や個人から許諾または同意を得て診療データなどの医療・健康情報を蓄積している。既に3000万人を超える患者の診療データベースを保有しており、今後医療業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)で重要なポジションを担うことになる。足もとの業績はコロナ禍にあっても好調に推移、20年12月期営業利益は前期比11%増益と2ケタ成長が見込まれている。
野村マイクロ・サイエンス<6254.T>=上げ足早め4日続伸。半導体向け超純水装置を主力としており、韓国、中国、台湾の大手半導体メーカー向けで需要を捉えている。韓国サムスン電子との取引実績が厚いが、サムスンがきょう発表した20年7~9月期の決算速報で営業利益が前年同期比58%の伸びを示したことが伝わっており、同社株を刺激する材料となっている。米国株市場主導で半導体関連株が総じて人気化しており、その流れにも乗っている。
HENNGE<4475.T>=大幅反発。きょうの朝方に、ドリーム・アーツ(東京都渋谷区)の大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」と同社のSaaS認証基盤「HENNGE One」が連携を開始したことを明らかにしており、これを材料視する買いが入っている。「SmartDB」は、あらゆるビジネス現場の業務をデジタル化するアプリケーション基盤。今回の連携により、企業はログインの簡易化とセキュアなアクセス制御でシームレスに業務を遂行できるようになるという。クラウドサービスを複数利用し、業務の効率化を図っている大企業の需要取り込みが期待される。
デュアルタップ<3469.T>=ストップ高。7日の取引終了後、不動産売買などを営むシーラホールディングス(東京都渋谷区)が関東財務局に大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出しており、これを受けて需給思惑などが働いているようだ。報告書によると、シーラホールディングスと共同保有者の同社株式保有比率は5.01%となり、新たに5%を超えたことが判明した。なお、保有目的は純投資としている。報告義務発生日は9月30日。
スペースバリューホールディングス<1448.T>=急反発。7日の取引終了後、21年3月期の連結最終利益を従来予想の15億円(前期比50.5%増)から25億8000万円(同2.6倍)へ上方修正すると発表しており、これを好感する買いが入っている。ホテル開発事業から撤退する子会社日成ビルド工業が京都市右京区龍安寺に保有する土地を売却することを決定。これに伴い、固定資産売却益7億3000万円が発生することが最終利益を押し上げる。
GFA<8783.T>=もみ合い上放れへ。同社は不動産証券化を軸とした金融サービスを展開する。業績は低迷しており、株価も低位に位置するが、10月に入り押し目買いの動きが出るなど調整一巡感も出ていた。7日取引終了後、不動産再生事業を手掛けるSATAS(東京都港区)と資本・業務提携契約の締結を決議したと発表、これを手掛かり材料に投資資金が集中する格好となった。SATASが運営する不動産共同投資商品「WARASHIBE」に不動産物件を供給するパイプライン契約を締結。資本面ではSATAS株式を19%取得するとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
野村マイクロ・サイエンス<6254.T>=上げ足早め4日続伸。半導体向け超純水装置を主力としており、韓国、中国、台湾の大手半導体メーカー向けで需要を捉えている。韓国サムスン電子との取引実績が厚いが、サムスンがきょう発表した20年7~9月期の決算速報で営業利益が前年同期比58%の伸びを示したことが伝わっており、同社株を刺激する材料となっている。米国株市場主導で半導体関連株が総じて人気化しており、その流れにも乗っている。
HENNGE<4475.T>=大幅反発。きょうの朝方に、ドリーム・アーツ(東京都渋谷区)の大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」と同社のSaaS認証基盤「HENNGE One」が連携を開始したことを明らかにしており、これを材料視する買いが入っている。「SmartDB」は、あらゆるビジネス現場の業務をデジタル化するアプリケーション基盤。今回の連携により、企業はログインの簡易化とセキュアなアクセス制御でシームレスに業務を遂行できるようになるという。クラウドサービスを複数利用し、業務の効率化を図っている大企業の需要取り込みが期待される。
デュアルタップ<3469.T>=ストップ高。7日の取引終了後、不動産売買などを営むシーラホールディングス(東京都渋谷区)が関東財務局に大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出しており、これを受けて需給思惑などが働いているようだ。報告書によると、シーラホールディングスと共同保有者の同社株式保有比率は5.01%となり、新たに5%を超えたことが判明した。なお、保有目的は純投資としている。報告義務発生日は9月30日。
スペースバリューホールディングス<1448.T>=急反発。7日の取引終了後、21年3月期の連結最終利益を従来予想の15億円(前期比50.5%増)から25億8000万円(同2.6倍)へ上方修正すると発表しており、これを好感する買いが入っている。ホテル開発事業から撤退する子会社日成ビルド工業が京都市右京区龍安寺に保有する土地を売却することを決定。これに伴い、固定資産売却益7億3000万円が発生することが最終利益を押し上げる。
GFA<8783.T>=もみ合い上放れへ。同社は不動産証券化を軸とした金融サービスを展開する。業績は低迷しており、株価も低位に位置するが、10月に入り押し目買いの動きが出るなど調整一巡感も出ていた。7日取引終了後、不動産再生事業を手掛けるSATAS(東京都港区)と資本・業務提携契約の締結を決議したと発表、これを手掛かり材料に投資資金が集中する格好となった。SATASが運営する不動産共同投資商品「WARASHIBE」に不動産物件を供給するパイプライン契約を締結。資本面ではSATAS株式を19%取得するとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
関連銘柄
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