【注目】シェアリングエコノミーで発展期待のGC銘柄◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2020/10/04 09:00

◆スペースマーケット

 あらゆるスペースを借りたい人と貸したい人をマッチングする遊休不動産の仲介プラットフォーム「スペースマーケット」を運営。コロナ禍で急増したサテライトオフィスの設置は政府も促進する国策に浮上。これまでの過剰生産、過剰消費が見直され、人々の消費スタイルは所有から共有へと変化している。世界はシェアリングエコノミーの時代に突入しており、「場所のシェア」で同社は発展を続けていくだろう。チャートは日足ゴールデンクロスで抵抗ラインの1200円を目指しそうだ。

◆百十四銀行

 香川地盤の地銀で県内トップ。菅総理はこれまでも地銀再編に意欲的に取り組んできたが、スガノミクスでその流れが加速するのは必至とみられる。SBIによる地銀の地域連合の促進もあり再編が後押しされれば同社のような県内トップ銀行は何かしらの材料が出てくるだろう。チャートは200日線にトライする動きが見られるようになり1800円での底堅さも確認されている。密かに仕込んでいる向きも多そうだ。

◆FRONTEO

 AI活用ビジネスで難易度の高い言語や医療ヘルスケア、サイバー防衛などあらゆる分野で活躍。国際訴訟支援ではAI活用で膨大な情報の中から早急且つ適切に必要な情報を仕分けし証拠開示データを収集解析する。頻繁に材料が出現し、AI業界をけん引する新興成長株として今後も重要な立ち位置を演じていきそうだ。チャートは6月の高値以降、上値切り下げと下値固めが進み好形に変化しており、売り物出尽くし待ちの様相。

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配信元: 達人の予想