ボーイングが続伸 大胆な経費削減策を準備と伝わる=ダウ採用銘柄
ボーイングが続伸しておりダウ平均の大幅高をサポートしている。株価は一時6%超上昇。先週末には、欧州当局が737MAXジェットの運航再開を年内にも承認するのでとの期待が高まり、買い戻しが膨らんでいた。
きょうは大胆な経費削減策を準備していると伝わっている。マサチューセッツ工科大学(MIT)近くにある施設を含む所有不動産の圧縮と幹部の削減を進めている。約170人の中間レベルの幹部が年間給与を含めた早期退職割増金を受け取り、年内までに退職するほか、MIT近くに今年オープン予定だった研究センターの計画も見直すという。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
ボーイングは今年、パンデミックで1万9000人を削減したが、その時よりも今回の経費節減策は深く広範だという。手元資金の流出に歯止めをかけることが同社にとって最大の関心事となっており、ビジネスや組織構造とともに未来の技術への投資でも節減を進めている。
検討中の節減策で最も規模が大きく、物議を醸しているのが787ドリームライナーの生産を1カ所に集約すること。ワシントン州エベレットの最終組み立てラインが閉鎖され、サウスカロライナ州の工場に統合される可能性が濃厚。ただ、ボーイングの最大労組は対決姿勢強めている。
(NY時間10:49)
ボーイング 163.90(+7.87 +5.39%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
きょうは大胆な経費削減策を準備していると伝わっている。マサチューセッツ工科大学(MIT)近くにある施設を含む所有不動産の圧縮と幹部の削減を進めている。約170人の中間レベルの幹部が年間給与を含めた早期退職割増金を受け取り、年内までに退職するほか、MIT近くに今年オープン予定だった研究センターの計画も見直すという。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
ボーイングは今年、パンデミックで1万9000人を削減したが、その時よりも今回の経費節減策は深く広範だという。手元資金の流出に歯止めをかけることが同社にとって最大の関心事となっており、ビジネスや組織構造とともに未来の技術への投資でも節減を進めている。
検討中の節減策で最も規模が大きく、物議を醸しているのが787ドリームライナーの生産を1カ所に集約すること。ワシントン州エベレットの最終組み立てラインが閉鎖され、サウスカロライナ州の工場に統合される可能性が濃厚。ただ、ボーイングの最大労組は対決姿勢強めている。
(NY時間10:49)
ボーイング 163.90(+7.87 +5.39%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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