マザーズ指数が好調の要因・・・
予想以上に強い相場になって来そうな展開です。
というのも大型株こそまだボックス圏で推移していますが、マザーズ指数に関しては年初来高値を更新後も上昇トレンドが継続し、2018年1月につけた1367ポイントがいよいよ視野に入ってきました。
マザーズが好調な背景として考えられるのは、米国ナスダック指数が底打ちの兆しを見せつつあることや、コロナ禍でも業績好調なネット企業の株価が堅調に推移しているからだと考えています。
特にこれまではどちらかと言うと、コロナ禍だからこそ業績好調というスタンスでネット企業が買われていたようなイメージですが、ここからはコロナ禍という一時的なものではなく、アフターコロナでもこれらの企業の業績が拡大するのではないかという期待感から買われ始めているようなイメージに変化しつつあります。
今回のコロナによって生まれた「新しい生活様式」にフィットした企業の株が買われ、フィットできない企業の株が売られている二極化相場がしばらく続くかもしれません。このような背景からマザーズの好調が続いているのでしょう。
ではこのマザーズの好調がどこまで続くか考えた場合、今年は米国大統領選挙があるため株価が波乱の動きを示すというリスクはあるものの、場合によっては年末年始まで続いてもおかしくはないと考えています。
過去の統計では例年夏から秋にかけて株価は下がりやすい傾向があるのですが、2020年に関しては3月に大暴落があったことや大規模な金融緩和の効果で今のところマザーズは強含みの展開となっています。この流れのまま年末年始に突入すればもう一段の高値更新も十分にあり得そうです。
著者のおすすめ
最新人気記事
-
明日の株式相場に向けて=半導体関連が満を持して逆襲高へ 04/24 17:00
-
「生成AI」が5位にランクイン、ソフトバンクが巨額投資で開発に本腰... 04/23 12:20
-
「インバウンド」が5位、コロナ脱却鮮明で決算シーズンに期待<注目テーマ> 04/24 12:20
-
明日の株式相場に向けて=全面リバウンドでも嵐が続く半導体関連 04/22 17:00
-
東京株式(大引け)=907円高、半導体関連全面高で3万8000円台回復 04/24 15:47
新着ニュース
新着ニュース一覧-
-
今日 12:47
-
今日 12:47
-
今日 12:47